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お知らせ

慶応義塾大学大学院でプロジェクトマネジメントの英語講師を担当しました


今年も慶応義塾大学大学院で留学生を交えたプロジェクトマネジメント(必須科目)の英語講師を担当しました(2024年1月)。学生さん達の学籍はイタリア、台湾、中国、香港、マレーシア、シンガポール、日本等です。なかなか多彩ですね。

出席形態は、講義室内およびリモート(Zoomを通じた)の「ハイブリッド」です。グループワーク時のブレイクアウトセッションの設定と英語でのファシリテート等、現場ではさまざまな配慮が必要でしたが。今年も90分×2、計3時間の英語での講義を研究科の先生方の協力のもと実施することができました。

1コマ目の講義内容は、

  • 計画駆動型プロジェクトマネジメントの復習
  • アジャイル型開発とその有効性
  • アジャイル型開発の基本(Agile Manifest)
  • アジャイル型開発のプロセス
  • アジャイル型開発の手法
  • アジャイル型開発のツール

といった、当サイトのInsightブログにもある内容です。事例動画も交えながら、計画駆動型およびアジャイル型をどういった判断で使い分けるのかを議論します。

2コマ目の講義内容は、

  • グループワーク「自身の研究プロジェクトについて、計画駆動型・アジャイル型のうちどちらを選択するか?」
  • グループワーク発表と質疑応答
  • アジャイル型の効果(ビジネスケース)
  • DX事例とアジャイル型・計画駆動型
  • ハイブリッドアプローチ研究事例

です。今年の学生のグループワークは、アジャイル型の選択が多かったようですが、年によっては計画駆動型が多いこともあります。この講義(2コマ)を担当開始した2017年以来、毎年興味深い議論が多国籍メンバーのグループワークで共有されており、本講義の醍醐味でもあります。そのような学生さん達の意見/知見を、実際のビジネスやプロジェクトの現場に生かすことはできるでしょうか? 今後、当サイトのInsightブログで考察をしていきます。