アジャイルプロジェクトマネジメントと教育

アジャイルプロジェクトマネジメント

2023年に個人事業主から法人成りで会社を設立し、あっという間に2024年となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。このタクスフィア株式会社のブログサイト「insight」では、以下のコンテンツを掲載していきます。

  • アジャイルプロジェクトマネジメント
  • グローバルプロジェクト
  • プロジェクトマネジメント研究・教育
  • 社会福祉におけるプロジェクトマネジメント、等

ブログの執筆はかなり久々ですが、当社が関わっているプロジェクトやそのマネジメントの現場、またそれ以外の学会等の活動を通じた、最新の動向や考察を不定期に掲載していく予定です。今回は教育についてです。

当社代表は、2016年より北海道大学大学院情報科学研究科、2017年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科のプロジェクトマネジメント(PM)の非常勤講師を担当しています。どちらも留学生向けで、主に英語でアジャイルプロジェクトマネジメントに関する講義しています。そのうちの1コマ「プロジェクトマネジメント特論」では、主にソフトウェア開発プロジェクトの文脈で以下の内容をもとに、グループワークやクイズを交えながら「なぜわざわざアジャイル」を徹底議論しています。

  • ウォーターフォール型のPMの復習
  • 要求管理と不確実性
  • アジャイルとは
  • アジャイルPMとは
  • アジャイルマニフェスト
  • アジャイル開発におけるプロセス
  • アジャイル開発における手法
  • アジャイル開発におけるプラクティス
  • 企業におけるアジャイル開発の適用

主にヨーロッパ、中東、アジア等の国からの留学生達のグループワークでは、「皆さんの研究プロジェクトではウォーターフォール型PMそれともアジャイルPMどちらを選択しますか」をテーマとして議論と発表をし、各々使い分けや選択基準を議論します。年によってはウォーターフォール型PMそれともアジャイルPMを併用するハイブリッドアプローチを提案したり、代表のジャーナル論文等をみて鋭い質問をしてくれる学生もいます。留学生向けとはいえ、日本人学生もいるので日本語も交えながら、自己紹介もかねてワイワイやっている時間もあります。明らかに90分では足りないですね(汗)。

次回の「insight」投稿では、上述の講義内容と最近のプロジェクトの現場の接点を数回に分けて考察してみます。Tack & Keep in touch!

*スウェーデン語でTackはありがとうの意味です

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