昨年より生成AI（人工知能）導入に関するご相談を受けることがあります。生成AIには短期思考が得意なGPT 4oと推論を中心としたo1モデル以降のものがあります。導入プロジェクトにあたってはその2つを意識するのと、経営、事業推進上の目的やとゴールの設定がポイントとなる場合がありそうです。
さらには、昨今話題となっているオープンソース型生成AIモデルのDeep seekでは、無料で使える一方、推論の性能が注目されています。そのような目覚ましい技術革新とUXの向上が見られる生成AIの導入のポイントはどのようなものでしょうか。
下図にAI導入プロジェクトの推進イメージと導入プロジェクトマネジメントオフィス（PMO）の範囲イメージを示します。今後のinsightで以下の１、２、３を紹介していく予定です。
なお、プロジェクトマネジメントに関する国際団体、Project Management Institute（PMI）でもプロジェクト・マネジメント分野へのAI適用が議論されています。2024年のレポートをもとに、生成AIの分類を以下にまとめてみました。
但し、生成AIの技術革新と適用範囲の拡大は目覚ましく、日進月歩と言えます。経営、事業推進上の目的やとゴールの設定を定期的に更新する等、イテレーティブ・インクリメントな進め方、つまりアジャイルプロジェクトマネジメントとの関連がありそうですね。
